警察官の運動神経は人によって異なります
一般的に、警察官というと体が強くてたくましい人をイメージしますが、必ずしも全員がそうとは限りません。
もちろん試験の際にも体力試験はありますし、警察学校で体力トレーニングなどもするので、普通の職業に比べると体力や運動神経は必要と言えるでしょう。
しかし、健康な一般人と同等か、やや上程度の人であれば、これらのことは十分にこなせます。
また、若いうちは体力や筋力があった人でも、事務仕事が多い職場での業務が多くなると、太っていたり基礎体力が無くなっている人も見られます。
また、近年のサイバー犯罪への対応のために、コンピューターへの専門知識のみで警察官になる人もいますから、そのような人は一見するとプログラマーやシステムエンジニアのように見受けられます。
どちらかというと運動神経よりも高い正義感や倫理観を持つことが大切でしょう。
人並みの運動神経と体力で警察官になることは可能ですが、凶悪犯罪に立ち向かう刑事や特殊部隊への配属となると話は全く別です。
犯人を追いかけたり、自分の身を危険を守るために、高い運動神経と持久力などが求められます。
また、瞬間的な判断力も必要です。
このような職務に携わるためには、当然通常とは別な試験などがあります。
また、試験自体もすぐに受けれるようなものではなく、警察官として経験を積むことで初めて可能となります。
最近は、情報の電子化も非常に進んでいるので、そのような機器の扱いや知識を学んでおくことも重要です。
そして刑事の勘などを養うために多くの現場に立ち会って、自分の考えを常に持つようにすることも必要です。
もちろん、自分の考えが正しいと思いこんでしまうのは危険なので、あくまでも自分の考えを持って組織として行動することが大切でしょう。