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運動能力は父親から遺伝するのでしょうか

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子どもの運動能力が低い場合、父親からの遺伝も十分考えられますが、父親の能力が低い場合、必ずしも子どもに遺伝するとも限りません。
また反対に運動能力が高い父親の子どもが必ず運動が得意かと言えばそうでもない場合があるのと同じことです。
そもそも何を基準にして運動ができるとかできないとかを決めるのでしょうか。
例えば足が速いとか鉄棒が得意などと具体的な運動をあげた時に、すべての運動においてどれも標準を上回っている場合は、運動能力に優れていると言ってもいいかもしれません。
しかし中には、走るのは速くて1番だけど、鉄棒は苦手という子どももいますし、ある一つの運動種目から運動が得意かどうかは決められないところがあるのです。
もし本当に運動能力にすぐれているならば、どの運動においても優れている必要があるでしょうし、何をやらせてもすぐにできるようになるはずです。

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よく、「運動は苦手です。
」という人がいますが、本来本当に運動ができない人はごくわずかです。
勉強と同じように努力すれば解決できる場合も多く、練習によってある程度までは伸ばすことができるのです。
例えば足が遅いと思っている子どもでも、その子に足りない能力をとことん練習で身につけることにより、足が速くなることは十分可能です。
また、鉄棒で逆上がりができなかった子どもが、コツを覚えたら簡単にできるようになるのと同じで、ある程度までならその子の力を引き出してあげることは十分可能なのです。
努力によってカバーできる子どもと、努力してもできない子どももいます。
またちょっとやらせただけで、簡単にクリアしてしまう子どもは、本当に能力が高いと言えるでしょう。
ですから運動に限らずまずは努力をすることです。
何でも遺伝のせいにするのは実はよくないことかもしれません。

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