寝返りが早い赤ちゃんは、運動神経がいいのでしょうか
寝返りは赤ちゃんにとって、最初の成長の現われとなります。
生後3カ月頃から首がすわるようになると、次は寝返りをしようと頑張り始めます。
徐々に視覚や感覚が発達してくるので、視覚がはっきりしてきて、周囲に興味を持つために、赤ちゃんはコロンとまわろうとするといわれています。
また、感覚が発達してきて、手足を動かしているうちに、寝返りができるという場合もあります。
寝返りの時期は個人差は大きく、早くて3〜4カ月、平均は5〜6カ月となります。
生後7ヶ月になると、約90%の赤ちゃんができるようになっています。
そして、早いか遅いかで、運動神経が決まるというわけではありません。
運動神経ということで言えば、早いか遅いかではなく、少し手助けすると、すぐにコロンとまわる赤ちゃんは、運動神経が目立って発達しているということができます。
赤ちゃんの中には、性格的に寝返りに興味を示さない子もいます。
何に興味を示すかというのは個人差がありますので、元気に成長しているようであれば、様子を見るようにしましょう。
一般的な成長の順序を飛ばしたり、好みを主張するということは、さまざまな成長シーンの中で見られます。
例えば、はいはいには興味を示さず、いきなりつかまり立ちを頑張る子もいます。
立つことに興味を示し、つかまり立ちや歩くことに関しては早くマスターする子でも、寝転がることが嫌いで、興味を示さないということもあります。
決して特別なことではありませんので、あまり順序にこだわらず見守るスタンスが、ママには重要となります。
確かに、体重が軽い子の方が、コロンとまわることを早くマスターする傾向はあります。
しかし、前述しましたように、早いから運動神経がいいということではありません。